舞台
山に囲まれた世界、ベヘズがこの戦いの舞台である。広さは地球で言えばオーストリアと同程度、季節は春夏秋冬がある。
時代のイメージは紀元前3000年辺りの古代文明なんかが近い。ただし、ヘル族やフィッシャー族のイメージは弥生時代辺りの部分もあるため、かなりばらつきがあると言っていいが、メソポタミア文明っぽいRP(?)をすれば問題はない。
テラー族の土地
ベヘズ北部にある植物が少ない荒れた土地。
少ない植物で生きる小さな草食動物、それを食べる小型の肉食動物、更にそれを食らう大型の肉食動物が多い。
テラー族以外には見向きもされてないし、テラー族自身もさっさと中央部に進出したいと考えている。
ヘル族、ビースト族の土地
ベヘズ中央部にある肥沃な草原。農業にも狩猟にも適している。
オールド族を除く全ての部族の祖先達は、過去にここで争いあい、そしてこの土地を勝ち取ったのがヘル族とビースト族なのである。
フィッシャー族の土地
幾筋もの川から繋がる広大な海、しおっからい風。それがフィッシャー族の土地だ。
フィッシャー族は他部族との取引が盛んであり、彼らの村や集落に他部族の者が居るのも珍しくはない。
ミスティック族の土地
"神"と畏れられる大蛇に支配された広大な湿地。
ぬめついた水と水中に潜む脅威がいつも獲物を狙う嫌な場所だ。
ミスティック族の野蛮な文化もあり、他部族は滅多にここを訪れないだろう。
ダーク族の土地
広大な森林。果実などの恵みは他の土地よりもずっと多い。川も穏やかであり、この土地に住む怪物のことを考えなければ癒し系な場所と言えるだろう。
しかし、中央での没落を屈辱として考えるダーク族は自らの土地への執着が強く、旅人への拒絶感もヘル族に次いで強い。
アングラー族の土地
暗くじめじめとした土地で、岩と洞窟だらけ。強大な怪物もいる厳しい場所だ。
アングラー族はミスティック族の大湿地を越え、更にここまで逃げてきた。
忌まわしい湿地の更に先にある更に忌まわしい大地というイメージがあり、大抵の部族はこの場所のことを詳しくは知らないし、知りたいとも思っていない。
無論、ここに住む奇怪なアングラー族のことも良くは思っていないだろう。
オールド族の土地
古くからオールド族が住み着いており、他の部族はほとんど来ない場所だろう。
巨大で強い生物が多く、歩くのも厳しい土地である。
ベヘズ共通の文化や技術
- 食料保存
干し肉や燻製が主。漬け物もある。
雪が降る土地では、雪の下に入れて保存することも。
- 風呂
ない。代わりに水を浴びたり、毛皮で拭いたり。
- トイレ
基本川に流したり、家に掘った適当な穴に出したり。ただし、ヘル族は集めて肥料にするようだ。
- 罪や刑罰
決闘以外での同族殺しや盗みは罪となる。場合によっては死罪になる。
ただし、バレないような場所で気に入らないヤツを殺したり、罪をでっち上げて処刑を行う戦士は結構居たりする。
- 酒や麻薬
獨酒や果実酒が主。
野生の大麻は生えているみたいだが、ほとんどの者には忌み嫌われている。
- 闘技場
娯楽の一つ。各部族の土地に一つはある場所で、獣や戦士との戦いが行える。
闘技場の形は円形で、観客席や檻もある。
- その他娯楽
人の歯で作ったサイコロや、歪なけん玉っぽいなにかとか。単純な構造のものならあっても問題はない。
- 旅人
自身の土地で生まれ、生まれた部族に属し、そのまま死ぬものが大半だが、稀に旅をする者も居る。
ほとんどの部族では旅人に対する悪感情はないが、ヘル族は旅人も旅人になる者も厳しく取り締まり、殺してしまうことも珍しくはない。
- 最終更新:2018-10-23 23:13:40